映画好きのための映画『カイロの紫のバラ』レビュー・ネタバレ有

 

 

 

こんにちわ、はるみ(@hal_no_umi)です。

今回は、ウッディ・アレン(以下、ウッディ)監督作品『カイロの紫のバラ』について、レビューしていきます。

 

はじめに言っときますが、ぼくは正直この監督の作品は苦手。

監督作品を複数見てますが、苦手なので記憶から消してます。。

監督に対してそんな印象をもつ自分ですが、この作品は大好きです。

なぜなら、タイトルに「映画好きのための映画」と書いたのですが、

この映画を見ていると自分はやっぱり映画が好きなんだと実感できるんですよね。

 

また、あんまり映画を見ない友人を映画好きにできるんじゃないかと思っている一本でもあります。

 

 

『カイロの紫のバラ』作品紹介

 

あらすじを書くときはだいたい、ちょっとふざけます。

 

1文あらすじ

映画好きなヒロインと、スクリーンから出てきた映画のキャラクターが恋に落ち、その周りの人たちが迷惑する話。

 

映画についてのあれこれ

  • 監督とヒロイン・セシリア役のミア・ファローは当時、結婚はしてなかったものの、2人の間には子供がいたらしい。
  • しかし、ウッディがミアの養女と交際をはじめ、関係は終わったらしい。
  • 映画の舞台は1930年代のニュージャージー州。戦時中で、世界恐慌の時代。
  • サウンド・トラックもいい感じ。おすすめ

 

映画好きのための映画

Photo By angus mcdiarmid

 

この映画には映画が好きなら、共感する要素とちょっぴり夢のあるシーンが詰まっています。

 

ヒロインがめちゃくちゃ映画好き

 

ヒロインはセシリアという女性なんですが、映画のことしか考えてないような人なんです。

映画を見ているときは、目を輝かしながらスクリーンに釘付けで、その後のレストランでのお仕事では、姉と映画の話に夢中で客は無視したり、料理を落としたり。

また、スクリーンの中から出てくるキャラクターを演じている俳優・ギルを映画好きの力で惚れさせます。

圧倒的な情報量で、自信をなくしていたギルを褒めちぎり、背中を押します。映画ファンの鑑なんですよね。

 

つらいときは映画館

 

映画好きなら、ちょっとしんどい時に見る映画とかありませんか?

僕は映画館が好きなので、なんでもいいので映画館に行って見たりしますが、セシリアも仕事でドジッたり、旦那に罵られたり、家でしてきたあとはほとんど映画館にいます。

 

なんかいいなーと思ってしまう、ストーリー展開

 

つっこみどころだらけなんですが、それも映画だよなあと見ながら納得してしまいます。

映画のキャラクターがスクリーンから現実世界に飛び出してくるところから、話は展開していくんですが、「なんでなん?」ってなりますよね。

「なんでなん?」って、スクリーンから出てくる・トムに聞いているキャラクターもいるんですが、だいたい流されています。

なんか、いいですよね。「いや、映画だから」って言われてる気がして。

 

また、トムがセシリアをスクリーンの中に連れて行くシーンがありますが、これも夢のシーンですよね。

みなさんは、入ってみたい映画の世界はありますか?

 

最後は、ちょっとせつない

 

そのままなんですが、なにもかもはうまくいかないよねっていう。

最後のセシリアの表情は、もう見てくださいとしか言いようがないのです。

セシリアにとってはせつない結末を迎えます。

それでも、満足してるような、夢を見ているような表情に見えて最高。

 

もしかしたら哲学的な映画なのかも

映画の後半以降なんですが、もしかして存在とは?世界とは?みたいな話なのかなと思うセリフがちらほらとあります。

 

たとえば、遊園地でトムとギルが口論をする場面があります。

ここでは、ギルが自分が演じたトムというキャラクターに対して

「お前はこちらの世界には存在しない。映画の中に帰れ」

というようなことを言いますが、これに対してトムは「では、私はなんなんだ?」と反論します。

 

「こっちが聞きたいよ!」とツッコミたくなる場面です。

映画のキャラクターであるにも関わらずスクリーンの外にいるトムの存在を考えた時、

私とは?人類とは?などと、存在について考えさせられる場面だと感じました。

 

また、クライマックスでは、トムとギルとの三角関係に揺れるセシリアがトムに向かって「あなたは夢の世界の人間なの」と言い放つシーンがあります。

 

実際、あんだけその気にさせといて、よくそんなこと言えるなとも思いました。笑

でも、人々にとって夢の世界である映画の中の世界が実際にあるということは、この世界意外にもいろんな世界があるんじゃないか。

 

そんなことも考えられる、映画です。

 

映画好きのための映画『カイロの紫のバラ』

 

はじめにも書きましたが、僕はすこしウッディ・アレン監督作品が苦手です。

芸術的、哲学的な要素を前面に感じてしまうのであまり楽しめないのですが、この映画は違います。

 

おすすめの映画を聞かれると、よく答える一本でもあります。

どなたでも楽しんでいただけると思いますので、これを機会にぜひご覧ください。

 

 



 

 

 

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