青春映画の主人公は走るよ。映画『恋は雨上がりのように』レビュー(ネタバレあり)

 

こんにちわ、はるみ(@hal_no_umi)です。

 

今回は、『恋は雨上がりのように』をみてきたので、レビュー・感想を書いていこうと思います。

 

まずは、少しだけ映画の紹介をしておきます。

 

1文あらすじ

主人公・アキラが、バイト先の店長への恋を通して、自分にとって本当に大切なものは何かに気づく話。

 

映画のあれこれ

  • 監督は永井聡。もともとは広告会社のAOIproのCMディレクター。
  • 原作は、2016年「この漫画がすごい!」の4位にランクインしている。

 

青春だから走るのか、走るから青春なのか

 

この映画は、陸上部の話のなのでもちろん走るのは走るのですが、映画を通して走るシーンのワクワクが止まらないです。

 

それは物語の重要な場面でもあるし、何かが始まるきっかけとしても出てきます。

 

主人公・あきらにとって走ることは自分のすべてで、だからこそ走るシーンはとても魅力的。

 

主人公が走り出し、そのバックでテーマの音楽が聞こえる。

 

「ああ、青春が始まる」なんてことを思い、ワクワクしました。

 

他作品で思いつくのは、行定監督の『GO』のオープニングとか、園子温監督の映画、例えば『ヒミズ』のラストシーンとか。

 

園監督は、この世に青春なんて存在しないみたいなことはおっしゃってますが。

 

僕は、自主映画で脚本書いていた時、青春のまっすぐな感じを出したい時や、場面の展開を変えたい時は主人公をよく走らせてました。

 

この映画では、青春の中にいるあきらだから走っているのだろうし、あきらが走り出すから青春が始まる、そんなことを感じました。

 

ばっちりはまったキャラクター

 

まずは、小松菜奈さん。彼女の持つ凛とした佇まいが、原作のあきらから感じるそのものでした。

映画で雨のシーンがよく出てくるのですが、雨がよく似合う。

青がよく合うという表現でいいのかわからないけど、青空でも雨でもその色に溶け合う印象を受けます。

 

つぎに、大泉洋さん。冴えないコンビニ店長ですが、しっかりはまってました。

はまっていたというよりは、そのまんま大泉洋さんなわけですが、大泉洋さんがはまる役っていうのはたくさんあるのだなあと改めて思いました。

 

あんまり違和感なく他の方々もいいなーと思ってたんですが、特に山本舞香さんがよかったです。

 

出演時間は短いんですが、とても重要な役所を演じています。

 

京都出身で京都弁をしゃべるんですが、それも雰囲気があってよかったです。

 

実際、あんな風に京都弁をしゃべる人にはあったことがないですが(笑)

 

あと、やっぱりなんとなく二階堂ふみさんに似てますよね。僕だけだろうか、こう思ってるのは。

 

終わらない青春

 

この映画がよかったって思ったのは、ただ高校生の悩みや恋愛を描いているんじゃなくて、その先が丁寧に描かれているからです。

 

その先というのは、店長が作家を目指しているという話にあります。

 

店長の大学時代の友人との会話から見えてくる青春時代、それと比較した現在。

 

セリフで、「執着して一歩ずつ進んでいれば終わらない」みたいなセリフが出てきます。

思春期特有の悩みとかつまずきはあるけど、それは何歳になっても結局同じなんじゃないかな。

だから、執着してればずっと青春できる

 

そんなことを感じました。

 

おれは空っぽのおっさんなんだ

 

店長があきらにこのように言うシーンがありますが、これをはっきり映画で否定しているところもいいなあと思いました。

空っぽの人なんかいなくて、誰しも必ず好きで熱中したものがある。

そして、その記憶はずっと残る。

その頃の仲間と会えば、自然とそこに戻れる。

好きなものが1つでもあれば、人生は肯定できるなと、何か励まされた気分になりました。

 

さいごに

 

漫画が原作の本作ですが、原作に忠実でよくまとまってます。

しっかりテーマを描ききっていて、素晴らしかったです。

 

漫画原作恐怖症の僕ですが、この映画がすこしマシにしてくれました。

 

原作未見でも十分楽しめますよ。

 

この機会に、ぜひ!

 

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